絨毯

南天真さんの作る絨毯は、ネパール、チベットの人々とやり取りを重ねて出来た結晶のような作品です。
デザインは自然界の情景を和のイメージで抽象化したもの。

1点ものの作品には、ひとつひとつ素敵なタイトルがついています。
「清なる水辺」「横たわる大河」「呼吸する大地」。
この絨毯で寝たら、どんな夢が見れるのでしょう。

チベット絨毯の特色は、厚くて弾力性があって、とっても暖かいことです。
そして、その特色を生み出せる理由は、その織り方にあります。
古来から引き継がれてきた自然素材を使って原始的手法で糸を織っていきます。

全て手仕事です。

丹念にひとつひとつの糸を紡ぎ織り込むことで、心のこもった暖かみのある作品に仕上がるんです。
制作に要する時間は畳一枚ほどの大きさを二人でおよそ60日、染め始めからだと90日程かかります。

インターネットとコンピュータで何でも可能になったと思われる現代でも、世界各地でまだ未だに脈々と息づいている手仕事。

織った人の手を感じながら、この絨毯に寝転んで、ゆったりとした至福の時をお過ごしください。